2017年3月18日土曜日

母になる①妊娠〜転院

ずっと更新できずにいました。
1月11日、元気な男の赤ちゃんを産むことができました。
今は出産前の自分を少しずつ取り戻し、こうやってまたここに文章を書くことができるようになりました。

妊娠も出産も人の数だけありますが、私の出産は当初自分が思い描いていた、いわゆる普通の出産ではなかったことをここに記録しておきたいと思います。

2016年9月、安定期に入り6ヶ月になろうかという時に通院していたクリニックでの健診時に胎盤の位置が低いのと臍帯(へその緒)が胎盤から外れて卵膜を走っている可能性があるので今すぐ大きな病院に転院して下さい、と言われる。また、それに伴い考えられる怖いことを色々聞かされる。それまでが本当に順調な妊娠生活だったので、訳も分からない頭真っ白のまま紹介状を握りしめてクリニックを出た。不安で泣きそうになるのを必死にこらえて自宅へ帰ったことを今でも鮮明に覚えている。

紹介先の大病院での初診。期待と不安が入り交じっていた。どきどきしながらエコーを受ける。担当の先生が終始にこやかに健診してくださる。
「赤ちゃんはとても元気で問題ないです。あとは胎盤の位置。このまま胎盤が上がらなければ帝王切開での出産になります。それと臍帯が卵膜から出ている可能性。どちらも今すぐ何かできるものではないので経過を見ていくことになります。不要な遠出はやめて下さい。もし出血があった場合はすぐ管理入院になります。今日はこの後うちの病院で出産する手続きをして帰って下さい。」

「赤ちゃんはとても元気で問題ない」「帝王切開であれば産める」
もう私の気持ちは前向きになっていた。日常生活で無理をしないように過ごし、経過さえ順調であれば赤ちゃんに会える…!大丈夫!!
この子を絶対に無事外の世界に出してやるんだ、そう強く決心した。

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